〝暑いより熱い〟と言える数日前の猛暑から、朝夕は涼風を感じる8月14日、幕張西小地区スポーツ振興会(伊藤秀夫会長)主催の「ナイトウォーク」が開かれました。
お盆休み真っ最中の日曜日が影響したのか、例年に比べやや〝小振りの〟参加でしたが、夜のお散歩を楽しみ、「今年の目玉」マリンスタジアム脇で打ち上げられた壮大な1000発の花火を満喫できた「ナイトウォーク」でした。
集合場所は「幕張西第一公園」、目的地のQVCマリンスタジアムの試合は「ロッテマリーンズ vs ソフトバンク」―。ここまでは昨年と同じ。今年違うのは、例年とは桁違いのマリンスタジアムの試合後打ち上げられる1000発の花火を楽しむ趣向。「楽しみですね」と言いながら、昨年より1時間遅い7時の集合です。
伊藤スポ振会長から「例年より少し遅れてスタートですが、1000発の花火を期待しましょう。足元に気を付けて歩きましょう」との挨拶を受け、すっかり日の暮れた夜空の中、伊藤会長・結城相談役のスポ振お二人の先導で出発です。歩くコースは例年通り。違うのは「試合7回終わったそうだ」で、皆さんの足並みがとても早いこと。コロンブスシティ前通過、浜田川沿いの公園での休憩も短時間。でも、川風は爽やかです。AEON MALLのライトを〝きれいだな~〟と右に見ながら、僅か1時間でマリンスタジアム到着です。
マリンスタジアムの試合は9回表2:0でソフトバンクのリード、「まっ、仕方ない。じきに花火上がるな」と言いながら、「幕張の浜」に出ます。真っ暗な海越しに、木更津や葛西の灯火を眺めながら打ち上げ時間を待つと、予期せぬことが起こりました。
マリーンズが同点に追いついて延長戦になだれ込んだようです。マリーンズファンの多い「幕西軍団」ですが、〝花火も早くみたい〟と、複雑です。そんな気持ちも、マリーンズの「サヨナラ勝ち」で吹き飛んで、〝よっしゃぁ、勝利の花火みてやるぞ〟―。
9時20分、上がりました。文字通り壮大な1000発が。それも全員の頭の真上です。
息継ぐ間もなく上がる花火に、ただ無言の人、何か言ってるのでしょうが〝口だけパクパク〟の人、ひたすら〝うわぁ~、うわぁ~〟と感激の声をあげる人―。
夜空に弾ける壮大なページェントは約10分。「綺麗だったね」「待った甲斐があったね」「首が痛くなったね」が共通の感想だったようです。
解散場所の幕張海浜公園入口で「遅くなりましたが如何でしたか」の伊藤会長に「最高だった」「良かったですょ」と全員拍手、夜10時前の解散となりましたが、お盆の1日、思い出に残る「ナイトウォーク」でした。ライトを手に、怪我のないよう配慮してくれたスポ振の役員さん、ありがとうございました。参加の皆さん、お疲れ様でした。
(渡邉 記)