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〝支え合い、見守り合い〟「社会福祉協議会」定例総会開催


〝梅雨の晴れ間〟の快晴に恵まれた6月26日、「千葉市社会福祉協議会幕張西地区部会」(松本貞實・部会長)の平成28年度「第22回・定期総会」が、幕張西公民館で開催されました。年間の活発な活動を象徴するように、会場の講堂いっぱいに役員・代議員が参加、幕張西地域を今以上に〝住んでよかった〟とするため、熱心な総会となりました。

総会は、高率で定足数が満たされて総会成立を確認後、人見副部会長の「開会のことば」に続き、松本部会長から次のような挨拶を受けました。

 「代議員、そして来賓の皆様に参加のお礼を申し述べます。福祉協議会は、数ある地域の団体の中でも〝地味な団体〟と思いますが、その活動内容は極めて〝有意義な〟ものと自負しています。皆様には改めてひとつひとつの活動を是非見直して頂きたいと存じます。その意味でも、今総会の論議をよろしくお願いいたします。」

 来賓の挨拶に立った臼田・第30地区町内自治会連絡協議会会長は「イギリスのEU脱退等のニュースが巷間賑わっています。グローバルから孤立の道の選択と言われますが、自分だけ良いと言うことはありえませんしできないことです。地域に置き換えれば社会福祉協議会の活動はまさに〝皆で見守り、手を出し合う〟ことと言えます。今、見守る人は先は見守られることになる―。考えたいことです。連協も大いに協力を強めたいと思います。」

 布施・美浜区長からは、美浜区の高齢化率、幕張西地区の高齢者数などを具体的に上げながら〝支え合い〟活動を幅広い地域の諸団体と共に展開され〝幕張西に住んでよかった〟との活動を期待しますとの激励の挨拶を頂きました。

 千葉市社会福祉協議会美浜区事務所の内山所長は、5月に区内で起こった「孤独死」という悲しい事件とその発見者をケースに、「〝見守り〟制度は、名前だけのネットワークが出来ればよいものでなく、多くの方達が〝気を付け合う〟ことに寄って成り立つものです」と、地域づくりの大切さを指摘されました。

 幕張西公民館・木川館長はクラーク博士の言葉に「少年ょ大志を抱け」がありますが、続けて「私のような老人の様に」と続けたそうです。地域で頑張る先輩の方々の活動を見習い、公民館も頑張る所存ですと挨拶され、素晴らしい来賓の皆様の挨拶に参加者は大いに感銘を受けました。

 森君江さんを議長に選出、議事に入りました。「平成27年度事業報告」が松本部会長、引き続き「高齢者福祉委員会」「障害者福祉委員会」「児童母子福祉委員会」「ボランティア委員会」「福祉ネットワーク委員会」の各専門委員会委員長から詳細な活動報告がありました。「平成27年度収支決算報告」「同監査報告」も会計の白鳥さん、監査の溝端さんからきめ細かく行われ、熱心に耳を傾けた皆さんにより、拍手承認されました。

 議案の「平成28年度事業計画(案)」「平成28年度収支予算(案)」も、細かく説明、提案され、一部質問が出ましたが、いずれも大きな拍手で承認されました。

 「役員改選の件」では、2名の方の新たに理事就任が提案され承認されました。

 「閉会のことば」を今回で退任される四十栄前副会長がされ、感謝の気持ちを込めた大きな拍手が送られ、引き締まった雰囲気の中にも地域前端で〝支え合い、見守り合う〟気持ちを込めた総会を終了しました。 (渡邉 記)


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