台風一過の抜けるような秋空に恵まれた10月27日、幕張西小学校でNPO法人・幕張西スポーツクラブ主催の「第8回ふれあい祭り」(後援:千葉市、協賛:幕張西小地区スポーツ振興会・幕張西中学校区青少年育成委員会)が行われました。「会員数500名突破」「文部科学大臣賞受賞」という嬉しいニュースを祝いながら、参加した約1000名の“お仲間”は校庭で、体育館で笑顔にあふれた1日を楽しみました。
「晴れてよかったねえ」-。口々に前日の台風27号から、一転して本物の秋空を喜びながら、朝7時過ぎから準備に大わらわの役員さん、各クラブの模擬店係の皆さん。恒例となった”地産地消“の「しもだ農産物直売所」のトラックも到着です。
9時。開会式の始まりです。冒頭挨拶で結城・M@WS理事長は次の様に述べました。「皆様の参加、心から感謝します。多くの方達に支えられながら第8回のお祭りをむかえることができました。今回は「スポーツ立県ちば推進月間」の関連行事でもあります。
平成18年設立から7年、今年の9月末に会員数500名を越えました。又、地域のスポーツ振興に貢献した優良スポーツ団体として、10月11日に文部科学大臣賞を受賞しました。(会場から大きな拍手)皆で喜びたいと思います。今後も皆様のご支援をいただきながら、地域づくり・健康づくりに地道に邁進していきます」
続いて千葉県教育庁体育課・長岡指導主事が「快晴でのお祭り開催おめでとうございます。全国的にもM@WSの活動は評価されるものです。60歳以上のシニア層の70%が何らかのスポーツに関与しているといわれます。県でも親子一緒に関われるスポーツ普及に力を入れています。総合型地域スポーツクラブの活動は大きな柱です。どうぞ笑顔で盛り上げる1日にしてください」と激励していただきました。
又、市スポーツ振興課の木村課長補佐から「幕西住民でM@WSの一員でもあります。
すばらしいM@WSの活動です。今日1日精一杯楽しみましょう」のご挨拶に続き
堀内・連協会長、溝端・スポーツ振興会会長、泉水・青少年育成委員会会長がいづれも「受賞良かった、ふれあいを大切にしよう。コミュニティづくりに更に頑張って」とのご挨拶をくださいました。
来賓の紹介の後、さあ、「和太鼓 雷夢」の地区全体に響き渡るような盛大な“祝太鼓”“宴”などの演奏でお祭りスタートです。八百屋さんも店開きで「待ってた」とばかり行列ができました。模擬店出店は「名物焼きソバ」「バレーボールのマリーンズ」「少年野球のファイヤーズ」「バスケットボール」「ヨガと健康体操」そして生花の「八坂園」さんと多彩な面々が一斉に販売合戦開始です。
皆で楽しむ種目も始まりました。校庭ではペタンク、キックターゲット、そしてグラウンドゴルフ。ペタンクは演奏の終わった雷夢のお兄さん達がチャレンジすると、小学生の諸君も”我こそ”と続きます。キックターゲットは、お転婆のお姉ちゃんが”エイ、ヤー“と鮮やかにシュートです。自分の身長より長いクラブを持った豆粒君もグラウンドゴルフに挑戦してくれます。校舎脇のペーパークラフトコーナーでは「カサ袋ロケット」「紙トンボ」「ガリガリプロペラ」「折り紙」を子供さんと若いお父さんお母さんが楽しんでくれました。
体育館では毎回出場してくれる柳心館の「空手演武」が第1陣。ピシッと空気が締まる演技は見事です。第2陣は「太極拳」。M@WSの種目でもある太極拳は、シニアの方中心の出場ですが、その上達ぶりは“さすが~”の印象、見物の方達も手と足を動かして「私もやってみようかな」です。
模擬店に目を移すと、さっき迄空手の演武で緊張した顔を見せていた小学生の諸君がすっかり子供の顔に戻り“わ~い、アメリカンドッグ”と買ってむしゃぶりついていました。販売合戦でやや劣勢に立ったのでしょうか「お客さん、こっちこっち」と猛烈な呼び込み開始の模擬店も見受けます。
体育館ではM@WSが近く始める新種目「ユニカール」のデモンストレーションが始まりました。重いストーンをカーペット上で走らせる「カーリングの陸上版」のこの種目、「入れて、やらせて」と大人気で希望者続々。その挙句「全然走ってくれないわ」とストーンに八つ当たりのご夫人もいました。
最後は昨年に続くフラダンス(フラオロケラニとフラオロプナ)には可愛いとしか言い様のないお嬢ちゃん達とお母さん達の登場、見物の皆さんを誘って一緒に踊ってから「アロハー」でした。
(渡邉 記)
2013年10月31日|投稿者:スタッフ|