青空いっぱいの12月5日、NPO法人・習志野イースタンスポーツクラブ(以下:NES)主催、習志野市教育委員会共催の「NESスポーツフェスティバル2015」が、習志野市東部体育館で開かれました。〝スポーツがつくる活力、いきいき地域〟をスローガンに、市民・会員が大集合、スポーツ体験、カルチャー体験、模擬店、体力測定などに終日楽しみ〝交流の輪〟を広げました。
東習志野小学校吹奏楽部によるファンファーレに続き、参加者全員が起立して習志野市歌の斉唱、ピリッと館内の空気が締ります。アトラクションは「オービックシーガルズ」によるチアリーディング。はち切れる様な若さと元気な演技に、場内の熱気は一気に高まります。NESの高田理事の司会で開会式が始まりました。
高梨泰一・NES理事長は主催者挨拶で、設立以来のNESの歩みと発展を紹介しつつ「スポーツは文化、青少年育成の基礎。市民の皆さんと一緒になり、更に発展を期したい」と述べました。宮本・習志野市長をはじめ数多くの来賓が出席されお祝いの言葉を頂きましたが、〝日頃何気なくスポーツできる平和の大切さ〟を指摘した、帰朝されたばかりのNES会員でもある小林衆院議員のお話には、しっかり耳を傾けた参加の皆さんでした。
県会議員、市会議員、教育委員会、管内学校長・教頭、総合型県連協、町会代表など来賓紹介の後、東習志野小学校吹奏楽部46人による演奏です。全国に名をはせた同部の迫力ある行進曲の演奏は、〝これが小学生のブラスバンド?〟と思わせます。チーバ君、習志野市のゆるキャラ・ナラシド君も応援し、いつもながら大感激の開会式でした。
開会式が終了すると、役員さんによりあっという間に体育館は〝模様替え〟です。「いつ集まったの」と不思議なほどチビッ子達が大集合し、体育館内に設営された「フリークライミング」「ユニカール」「的あて」「卓球」「室内ペタンク」「バウンドテニス」「昔のあそび」のスポーツ体験にチャレンジです。
体育館2階のトレーニング室では、今年も「血圧」「握力」「体脂肪」「前屈」「片足立ち」などの測定で、受付の前に測定希望のみなさんが列をなしていました。
体育館外の駐車場には、町会などのテントが張られた模擬店コーナー。焼きそば・フランクフルト・地産商品・わたがしなどの大安売りには、市民の皆さんでしょうか〝モグモグパクパク〟でした。新鮮野菜の直売では、当然ですが(?)奥さまたちがズラ~っです。
メリークリスマスのデコレーションが張られたクラブハウスではカルチャー体験で「絵手紙」「カード」「折り紙」の取り組みも―。聞けば、英会話の取り組みもされているとかで、NESの先進性を感じさせてくれました。
「一市民、一スポーツ、一文化、一ボランティア」を目指すNESの手作りのお祭りは、素晴らしい交流の広がりを、終日見せてくれました。
(幕張西スポーツクラブ・渡邉 記)