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青少年育成委員会「定期総会」が開かれました


5月31日、「ゴミ0運動」で地域の皆さんと町中をピカピカにした午後、幕張西公民館にたくさんの役・委員さんが集まり、幕張西中学校区青少年育成委員会(泉水恵子会長)の「平成27年度定期総会」が開かれました。〝青少年の健全育成に地域ぐるみで寄与する〟ことを目的とする育成委員会、〝子供に何を求めるか〟でなく、〝育てる大人はどうあるべきか〟をも考える、中身の濃い総会になりました。

開会にあたり会長挨拶にたった泉水さんは、1年間の育成委員会活動への地域、関係諸団体の協力に感謝の言葉を述べられた後「青少年が事件や事故に巻き込まれる事例が多くなっている昨今、ネットやスマホ等の便利さの反面にある〝負の側面〟も考えたい」と提起され、「顔を合わせ、目を見て心を籠めた言葉で話す必要が今こそ大事ではないのでしょうか。大人の私たちが日本語の素晴らしさを認識し、子供たちと接するときには大人として恥ずかしくない言葉遣いを心がけたいと考えます。日頃の挨拶から始まる子供たちへのお声掛けを引き続きお願いいたします」と自戒の念を込めながら話されました。

来賓挨拶された「青少年サポートセンター西分室主査」小関康さんから当育成委員会活動への謝意とともに〝不審者対策〟〝若者支援センター〟〝リンクの利用状況〟等の話もあり、地域全体で子供を守り育てる姿勢の大切さが強調されました。

任期途中のため委員交代された22名の方に千葉市・熊谷市長名で「委嘱状交付」が行われた後、レクリエーション部・鈴木みき子さんを議長に議事に入りました。平成26年度の「事業」「決算ならびに監査」の報告事項が拍手で承認され、平成27年度「事業計画」「収支予算」(いずれも案)も、拍手で承認されました。また、今年度は任期途中の為〝現状の役員構成で活動を進める〟との会長説明を受けました。

永年育成委員会活動へ尽力・貢献された堀内孝次さん、牧野千恵子さん、諏訪美千子さんに「感謝状」が贈られました。

学区内の小・中・高校の校長先生、そして公民館長の皆様から児童、生徒の現状が話され、和やかな雰囲気のなかでも、子供たちへの意識を共有することも出来ました。

「学校セーフティーウオッチャー」の取り組みに関して、魚住幕西中・PTA会長から説明を受けました。保護者、地域で登下校時の子供たちの安全を確認するとともに〝あいさつ運動〟なども含めたこの取組み、当面は「ウォッチャー」には保護者の方を対象に呼びかけますが、いずれ地域の方々の協力も仰ぐことになるとのことです。

泉水会長が提起されたように、子供は大人の背中を見たり、話し方を聞いたりして育つもの、総会会場いっぱいの役・委員さんとともに「自分は子供に対して恥ずかしくない言動をとっているかな」と、もう一度考えてみる契機にもなった「定期総会」でした。(渡邉 記)


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