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社協・M@WSが「AEDを用いた救命講習会」開催


定期開催が定着した、千葉市社会福祉協議会幕張西地区部会主催、NPO法人・幕張西スポーツクラブ共催の「AEDを用いた救命講習会」が、今年も2月15日幕張西公民館講堂で開かれました。〝大切な人が突然倒れたら〟〝その大切な命を救おう〟―。参加の皆さんは、片手でメモ、両手で実技訓練と真剣に取り組んでいました。

講習会は、松本・社会福祉協議会幕張西地区部会長から「緊迫した状況での救急・救命活動は、何度も講習を受ける必要を感じています。AEDが近くにあったのに、操作ができずに命を救えなかったニュースも読みました。是非、今日の講習会を生かしてください」との挨拶を受けて、美浜消防署の南雲、布施さんを講師に講習が始まりました。

 南雲さんの説明、布施さんが模範〝演技〟をされてから「心肺蘇生=胸骨圧迫」の実技に入ります。参加の皆さんは、4体用意された上半身の人形(AED Little Anne)相手に、1分間100回のペースで、場合によっては救急車が到着する7~8分間継続する大変なトレーニングですから、どなたの額にも汗が吹き出します。

 続いてAEDの操作方法へ講習は進みます。参加の皆さん何方も大変熱心で、メモを取りながら説明を聞かれます。〝いざとなると途方に暮れる〟〝冷静に確実に行動する〟ことの重要さが、お二人の講師の説明を聞きながら実感できます。

「AED操作+胸骨圧迫」が正しくできてこそ「心肺蘇生」の効果もあがるわけですから、参加の皆さんは〝前半の胸骨圧迫〟〝後半のAED操作〟の二つの項目を結び付けて懸命に「実地訓練」、予定の1時間30分はあっという間に経過しました。

 説明役を務められた南雲さんから、「蘇生した後の体型」「倒れた人の運び方」「美浜区内の救急医療施設の紹介」などを伺い、短時間でしたが有益な講習会を終わりました。「短時間救命講習参加証」を手にしながら、〝大変良い経験しました〟〝AEDが何処にあるか確認します〟など口々に感想を述べられた参加の皆さんでした。(渡邉 記)

2015年02月18日|投稿者:スタッフ|


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