やや肌寒い陽気を吹き飛ばすように、NPO法人・幕張西スポーツクラブ(以下:M@WS)主催「幕張西地区・第16回グラウンドゴルフ選手権大会」が、11月16日幕張海浜緑地で開かれました。〝皆で作り、皆で楽しむ〟大会に今回は107人が参加、日頃の練習の成果を発揮した結果は、人見明之さんが57という驚異的なスコアで優勝しました。
〝手作り〟の大会らしく、8時前からコース設営をする人、箒でコースを掃く人、メンバー表を貼り出す手伝いをする人と皆で大会準備です。本部の前は「スポーツ振興くじ助成事業」の助成で新調された、M@WSの名前入りテントが設営され、横断幕も張り巡らされて準備万端になったところで「練習OK」の合図とともにA~Dコース、各8ホールに一斉にカキーンの音が響きました。
8時45分の開会式で結城大会委員長(M@WS理事長)は「16回目を迎え107人の参加です。テントも新調しました。非会員の方も多く参加されていますが入会を心から期待します。怪我に気をつけて頑張ってください」と挨拶、沼尻実行委員長からも「慣れた大会、楽しい一日にしてください」と挨拶がありました。「ルール説明」と全員でストレッチ体操の後、何と「防災訓練」のサイレンを合図に一斉スタートとなりました。
開始合図とともに第一打を打ったC1組リーダーの仙田さん、いきなりのホールインワン、「これは幸先良い」と笑顔です。女性で多分一番お年を召した吉積さん(大正の生まれとお聞きしました)、こちらもお見事なホールインワン。皆さん慣れたコースだけに、少し時間が経つと「入った」「やったぁ」とアチコチで嬉しい声が聞こえました。
ゲーム展開もスムース、1時間で2R終了し、暫し休憩をとってから後半に入りました。
1組でお二人が連続ホールインワン、残りお二人がバーディーと、数年前の「隣のホールに入っちゃった」等の〝迷プレー、珍プレー〟は皆無、「失敗しちゃった、3打も打っちゃった」と残念がる方が多いようでは、皆さんリポーター泣かせの名人ばかりです。
11時、全組プレー終了し、スコア集計の間は恒例の「ニアピン大会」、ここでも最高齢の吉積さんが出場し、3回戦まで勝ち抜かれて敗れた若手(?)は脱帽でした。32人で勝ち抜き戦の結果は、塩谷麻雄さんが「ニアピン王者」となりました。
11時55分、集計も終わり閉会式です。「ニアピン大会」の表彰に続き、総合成績の発表があり、優勝の人見さんのスコアが57には「え~、凄い」の声、2位・高橋トミ子さん、3位・阿部忠光さん、4、5位、ラッキー7、跳び賞の発表と続きます。ニアピン王者の塩谷さんは「当日賞」にも大当たり、〝交通事故に気を付けよう〟と冗談の一言でした。
ホールインワンは何と82発とのこと「一人何回出ても賞品1個」でなければ堪りません。参加賞も全員にわたり、沼尻実行委員長の「皆さん馴染になり、和気藹々のプレーは観るのも楽しい」の講評通りの大会でした。(渡邉 記)
2014年11月17日|投稿者:スタッフ|