〝幕張西地区住民相互の「絆」を、どう深め広めるのか〟―。6月28日、「幕張西コミュニティづくり懇談会」(近藤弘会長)の定期総会が、幕張西公民館講堂で開かれました。会がさらに活発な運営をするためどうあるべきか等、質問や意見が若い会員から積極的に表明され、時間はかかるにしても、明るい展望を持つことも出来た総会になりました。
時田副会長の司会で総会は開会、近藤会長が「総会参加と日頃の活動への協力を感謝します。幕西地区の住民相互のコミュニティ増進は、ご参加各会員・団体の援助の賜物で、今後もよろしくお願いします」との挨拶を受け、議事に入りました。
会則にしたがい議長を近藤会長が務め、①平成25年度事業報告と収支決算報告、同監査報告②平成26年度事業計画と収支予算(いずれも案)が報告・提案され承認されました。
議題の③会則の一部改訂④役員改選の承認の件の論議に入り、特に若い会員から「コミュ懇は何をするべきか、もうひとつ具体的にすべきでは」とか「会則の『活動』に、地域団体の強調融和、調査及び情報交換などコミュニティ活動推進に必要な活動とあるが、どのようなことを考えるべきか」との積極的な意見がざっくばらんに出て、充実した論議となりました。
答弁に立った執行部から、経費面での裏付けが厳しいことを上げながらも、「連協や、地区の諸団体は十二分な活動をしているが、例えば〝防災面〟に関わる取り組みなどは全団体が避けて通れぬ共通課題です。幕張西地区の町づくりをよりよく進めるために、〝横の繋がり〟を果たすことがコミュ懇の基本的な役目と考えています。時間はかかるでしょうが、少しづつ進めていきたい」と基本的立場が説明されました。
幕張西地区を更に素晴らしい町にしていく、そのために各団体が集まってそれぞれの立場から真剣に論議・活動することが出来れば、たしかに画期的なことでしょう。その〝要〟にコミュ懇がなり、地域住民が協力する―。熱心な論議を聞きながら、そんな期待が持てた今年の総会でした。
(渡邉 記)
2014年06月29日|投稿者:スタッフ|