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着実に、堅実に、「青少年育成委員会」定期総会


「幕張西中学校区青少年育成委員会」(泉水恵子会長)の平成26年度定期総会が、5月25日に幕張西公民館講堂で開かれました。〝青少年の健全な育成・成長の拠点になるために〟―。1年間の活動を振り返りながら、更に〝着実に、堅実に前進〟を確かめ合った総会となりました。

 総会開会に当たり、泉水会長は会場いっぱいの出席者にむけ、次のように挨拶をしました。

 「この一年の活動への、来賓・出席者の皆様のご協力に心からお礼申し上げます。会長の大任を仰せつかり①社会的な最低ルールは守る②子供たちが地域の行事に参加しやすい環境をつくる③差別のない声かけ(挨拶)の三つを実現するための活動を行うことを自らに言い聞かせながらの1年間でした。宇宙飛行士の若田光一さんも『和』の大切さを強調されています。思いやりを育める活動をするため、大人の責任はより大きなものと考えています。重ねて、皆様のより一層の青少年育成委員会へのご協力をお願い申し上げます。」

 青少年サポートセンター所長補佐の渡邉憲明先生から「スマホなどの普及によるコミュニケーション能力の低下や、犯罪発生率の増加など、子供をめぐる環境に多くの問題がでているだけに、育成委員会の活動がより重要になっている」と、育成委員会への期待を込めた、内容の深い来賓あいさつを頂きました。

 千葉市・熊谷市長名の「育成委員委嘱状」を泉水会長が代表して受けたのち、総会議長に宮川悦夫さんが就き、総会議事が始まりました。

 平成25年度の活動報告、専門部報告、収支決算・同監査報告が丁寧に行われ、異議なく一括承認されました。

 「役員改選の件」では、泉水会長の他、副会長、監事、相談役、事務局、専門部委員の提案があり、大きな拍手で承認されました。続く平成26年度の事業計画、専門部計画、収支予算(いずれも案)の提案も、全員の挙手で承認を受けました。

 「感謝状贈呈の件」では、永年にわたる青少年の育成に尽力され、今回委員を退かれる相葉徳治さん、千葉勲さんのお二人に記念品と共に感謝状が贈られ、感謝の拍手に包まれました。

 校長先生など、相談役の皆さんから「情報交換」として、発言がありました。

「市内で有数の、多数生徒が在校する学校になって、より皆様との連携が重要」と先崎・西中、中島・西小の校長先生。「地域の大切さを子供に教える重要さ」を強調された椎名・南小、「生まれた地域、育った地域の二つの地域の重要さを生徒に説いている」は、大久保幕張総合高校の各校長先生です。山下・幕張西公民館館長は「公民館を子供たちの育成の拠点にすべく、努力していきたい」との力強い報告がありました。新任の臼田・第30地区町内自治会連絡協議会会長は〝孟母三遷の教え〟を上げながら、地域の関係するすべての団体とともに青少年が健全な成長が図れる環境作りをしましょうと話されました。前期まで育成委員会会長であった近藤・コミュニティづくり懇談会会長は「何ができるか、どんな活動をするか育成委員会のより活性化に、真剣に取り組みたい」―。一生懸命に発言される校長先生や各会長、館長に素晴らしい〝交流の場〟を感じた「情報交換」でした。

 総会は1時間15分で終わりましたが、子供たちの成長は一瞬も待ってくれません。終了後直ちに公民館内の部屋で「専門部会」が開催され、平成26年度の青少年育成委員会の活動が開始となりました。例年以上に笑い声も聞こえ、ざっくばらんな雰囲気と共に、中身の濃い「定期総会」でした。(渡邉 記)

2014年05月26日|投稿者:スタッフ|


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