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腰痛、転倒吹っ飛ばせ「社協の講習会」


千葉市社会福祉協議会幕張西地区部会のボランティア委員会が主催する、高齢者向けの「講習会」が、8月22日幕張西公民館講堂で行われました。今回の講習会は座学がなしで、全てが参加者全員参加のストレッチを中心とした‘実地体験講習’というもので、参加の皆さんは熱心に健康維持する運動に取り組みました。

西山・ボランティア委員会委員長の司会で始まった「会」は、松本部会長から「独居老人は、会話が大変不足しているとの記事を新聞で読みました。今日ご参加の方は、その面での心配は不要でしょうが、(会場大笑い)いずれにしても脳と身体に常に刺激を与えて、健康を維持しましょう」とユニークな挨拶の後、今日の指導講習をされるトレーナーの板野先生、保健師の花輪、安倍、鈴木さんが紹介されて講習の始まりです。

 板野先生は「アンケートをとります。①自分は健康と思う人②何か身体を動かしている人③定期的に運動している人―と、次々質問していき、参加者の多くのの方達は‘は~ぃ’と胸をはって手を上げますが「転びそうになったこと無いですか」には、全員小さな声で「ありま~す」です。

 「ゲームをしてみましょう」と、2人1組になり左手で握手したままジャンケンして、勝ったら相手の手をパチリ、負けた人は叩かれないように引っ込める‘ジャンケン合戦’、脳と運動能力のバランスを診る遊びのようですが、参加の皆さんはキャァ、ワーとまるで女学生のような声が弾けます。若々しい青年講師の板野先生は続いて「記憶力のゲームです。10種類の手足の動きをしますから覚えて下さい。覚えたら例えば3と私が言ったら皆さんはその動きをしてください」、今度は皆さん自身なさげに回りを見ながらオズオズです。

 休憩をとりお茶やお菓子をいただき、再開後は「自宅で出来るトレーニングとストレッチ」です。配布いただいたプリント資料に沿って、椅子に座ったままでのストレッチを順番に板野先生が実際に行いながら教えて下さり、参加者が同じ動きをしてみます。結構ハードな内容で、冷房の効いた講堂でも身体が火照って、軽く汗をかく皆さんですが「くれぐれも無理はしないでください」と先生は強調されます。手、首、肩、胸、脇腹、膝、お尻、股と全身にわたる熱心なストレッチ講習は、たしかに効果があるようです。

 ストレッチの後はやはりプリントに沿って身体に軽い負荷をかけるトレーニングの説明と実習がありました。

 「なるほど、一日にちょっとした時間を見つけて、短時間でよいから続ければ‘腰痛予防’‘転倒防止’になるな」と納得の1時間半の指導でした。

 講習終了後は、保健師の花輪さんから別資料の「美浜健康づくり支援マップ」の説明を受け、「血圧測定」もしていただけた‘明日から、もうチョッピリ元気になろう’と思った有意義な「講習会」でした。 (渡邉 記)

2013年08月25日|投稿者:スタッフ|


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