幕張西スポーツクラブ(以下M@WS)主催「第13回幕張西地区グラウンドゴルフ選手権大会」が、6月8日、海浜緑地公園で行われました。大会も回数を重ね13回、102人の参加選手は、かつて知ったるお仲間やライバルと、プレーを通じて交流を深めながら楽しい半日を過ごしました。
8時45分に行われた開会式で、結城大会会長(M@WS理事長)は、「100名を超す参加に感謝します。今年のM@WSは、新たにユニカールやヒップホップなどの新種目にも取り組む計画でいますが、これも皆様の今までの協力があればこそです。どうぞ半日、十分にお楽しみください」と挨拶しました。協賛の幕張西老人クラブ連合会・戸田会長は「グラウンドゴルフはシニアスポーツとして全国的に定着しました。‘ねんりんピック’が今年は高知県で開催されますが、老人クラブ連合会もグラウンドゴルフ関係団体に認定されています。どうぞ老人クラブ連合会に入会されて、全国大会に参加されてください」と呼びかけました。続いて沼尻実行委員長は「ひとりでも新しい仲間を作る1日にしてください」と参加の皆さんを激励し、ルール説明を聞き全員で大真面目で「イチ、ニィ、サン」と準備運動をすませ、9時15分、ホイッスルに合わせてA.B.C.Dの4コース一斉にスタートしました。
さしもに広く綺麗に刈り込んだ芝生の公園も、参加が100名を超すと狭く見えます。スタート第1打のロングホールでホールインワンの山口啓子さん、「ウヘェ~、いきなりかょ」とパートナー達が驚きます。「足が痛いからだめでしょう」と少々足をひきづりながら‘ナイスバーディー’の御仁はフェイントプレーでしょうか?
前半の2ラウンド終わり休憩をとった後、後半2ラウンドの開始です。コーポから初出場・豆川亘子さんがホールインワンを出して喜びます。大ベテランのご主人に「奥さんはホールインワン出しました。そちらは?」と聞きましたが「イカン、だめだ」とのこと。
見ました。整形外科の小林孝光先生が‘あわや隣のホールにホールインワン’の迷ショットを打ってくれました。「本当に入れば超珍プレーだったね」とは、見届けた何人かの感想です。でも鮮やかにパープレーでカバーされ「流石ですね」―。
和気藹々の2時間が過ぎ、全組ゲームオーバーとなりスコア集計ができるまで恒例の「ニアピン大会」が始まります。32人の選手は‘勝ち抜きの一発勝負’だけに真剣なプレー、男性陣を尻目に澤田陽子さんが見事優勝しました。
閉会式は正午過ぎ、沼尻実行委員長の「お疲れさまでした。今後もこの大会が長く続けられるよう皆様のご協力をお願いします」のお礼の挨拶があった後、ニアピン優勝の澤田さん、2位の阿部忠光さん、3位の油井五郎さんが表彰されました。
いよいよ本番の個人賞の発表です。優勝は猿渡房子さん、2位は駒井昭一さん、3位は高橋修さんの名前が読み上げられました。ホールインワンとバーディーの数差で順位は分かれましたが、いずれもスコアは71の高レベルでした。「高位入賞」「跳び賞」の表彰と続きますが、同点でみんなの前でジャンケンで決着をつけたり、ホールインワンが全部で55発出たのは、幕張西地区のレベルアップの何よりの証拠と言えるでしょう。
全員に参加賞も渡され、12時半に「梅雨なのに晴れて良かったね」と言いながら解散した、今回も女性上位の印象が強かった「第13回幕張西地区グラウンドゴルフ選手権大会」でした。 (渡邉 記)
2013年06月10日|投稿者:スタッフ|