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見る間に上達した「ドッジボール大会」


「幕張西中学校区青少年育成委員会」主催の「ドッジボール大会」が、7月16日の‘海の日’に幕張西小学校体育館で開かれました。幕西小・幕南小2校の小学生同士の交流も目的の‘夏恒例’となった取り組みに、参加した子供達は大汗かいた分お友達も増え、ドッジボールの腕前も上達しました。

 梅雨明け間近を思わせる猛暑の中、昨年は大震災の影響で使えなかった体育館は朝から元気な小学生の声が弾けます。時間前から全力の練習振りには「最後までもつのかな」と大人たちの心配です。

 9時からの開会式は、参加のお友達と協力の幕張西小地区スポーツ振興会の溝端会長以下役員さんも整列する中、レクリエーション部・相茶部長の司会で行われ、泉水・青少年育成委員会会長は「お早う、そして参加ありがとう。暑いから指導の皆さんの言うことをよく聞いてください。そして幕西・南小のお友達同士、会ったら挨拶しあえるようなお友達になりましょう」との挨拶に、子供達は声を揃えて「ハイ」と答えてくれました。

 岡田スポーツ推進委員の指導で準備運動した後、全員フロアーに座り込み‘ルール確認’。西、南小でも少し異なり、22日開催の「千葉市少年球技大会」(美浜ブロック小学校ドッジボール大会 )のルールも知らないわけですから、指導の役員さんは大仕事―。

 「とりあえずゲームをしながら覚えてもらおう」と女子の多い西小チームに応援のお父さんを加え、西9人:南8人で試合開始。5分のゲームを終了して指導の相茶さん、「全然ゲームになっていません、セオリーもルールも守っていません」と厳しい一発。まだ十分理解していないお友達は「ふ~ん」「キョトン」…。でもじきにわかる筈です。

 2回目を行うと、大分慣れたようです。応援の長内お父さんは強烈なボールをぶつけられ「参った~」。ここまでは南小の力強さが目に付きました。

 「給水しましょう」と休憩、髪の毛からしたたるような汗をかいて戻ってくるお友達の顔は真っ赤です。その後2試合行いますが相変わらず南小が優位の4連勝で、幕西地区在住の相茶さんは思わず「幕西小、ガンバレょ」―。

 1時間経過し再び休憩、全員にアイスのプレゼントでますます元気が出たようです。後半は「千葉市少年球技大会」出場の選抜チームVS役員さん含めた‘居残り’チームの対戦となりました。このあたりになると、初めは「これで試合になるのかな」と見えたお友達もまるで別人のように上達し、文字通り‘らしくなってきたなぁ’と思わせてくれるようになりました。選抜チームの選手に、「千葉市少年球技大会」当日の監督を務める結城さんから様々なセオリーなど‘奥義’を伝授、聞くお友達の顔も真剣そのものです。

 その後も5分で4ゲームのハードスケジュール、捕って投げて避けてと、1球ごとに進歩し上達する様が見て取れます。「これが子供達の無限の可能性ってものなのか」と感じ入ってしまいました。

 11時25分、予定のゲーム消化し、対戦相手と握手して‘ゲームオーバー’、役員さん交えて汗だらけ、でも元気いっぱいの顔で記念の写真を撮ってもらいました。

 「全員にお土産だよ~」に、駆けつける子供達の足の早いこと。ニコニコ顔で受け取り、新しいお友達とも「またなぁ~」と声掛け合って終了した、3連休最後の楽しい半日の「ドッジボール大会」となりました。(渡邉 記)

2012年07月17日|投稿者:スタッフ|



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