袖ヶ浦市の中川・富岡地区自治連絡会、中川・富岡スポレク振興会、中富ふれすぽクラブ主催「第5回中富スポーツまつり グラウンドゴルフ大会」が、10月10日の体育の日に同市百目木(どうめき)公園グラウンドに選手196人の参加を得て開催されました。今大会には始めて「幕張西スポーツクラブ」(M@WS)が招待され、‘同好の士’同士の懇親を深めることが出来ました。
会場は、野球とソフトボールのグラウンド各1面がひとつになり、綺麗に刈り込んだ天然芝の広大なグラウンド、「贅沢な施設だなぁ」が第一印象―。オレンジ色のジャンパーと‘ほたる’のロゴマーク入り帽子の大会役員さんと「ふれすぽクラブ」の幟旗が参加者を迎えてくれます。14チームの参加者は受付をすませ、9時から開会式が始まります。
「開会宣言」は藤崎・スポレク会長、元気溢れる声が秋の空に浸みこんでいくようです。主催者挨拶で小野大会会長(中富ふれすぽクラブ会長)は「日頃の成果を発揮して、素晴らしい大会にして下さい。また大震災で‘液状化被害’に遭われたM@WSの方たちをお招きしました。大いに交流して下さい」と挨拶しました。結城・M@WS理事長のお礼の挨拶の後、出口袖ヶ浦市長から激励の挨拶を受け「ルール説明」と全員で「準備体操」を済ませた9時20分、開始のホイッスルと同時に素晴らしいコンディションのグラウンドに‘コキーン’の快音が3コース・24ホールから一斉に鳴り響きます。
同グラウンド指定管理者のおひとりの武川さんに、綺麗な芝生の秘密をお聞きしました。多くは語られませんが、維持管理のご苦労は多々あるようで、緑の絨毯を敷き詰めたようなグラウンドに、管理のみなさんのご努力は開花しているようです。
さしもの広大なグラウンドも、200人の参加者ですから3コースの設定で、AからD
グループ各8組(1組6~7人)計32組の内1グループは‘待機’というルールです。大会本部に最年少、最高齢をお聞きすると、10歳の小学生、86歳のベテラン各2人というバラエティに富んだ構成で、グラウンドゴルフを楽しむ回数も「半年1回」「週3回」とマチマチなようで、誰もが楽しめるスポーツを象徴しているようです。ゲームも役員さんのスコアラーが各組についている豪華版で、選手はプレーに専念ですが「良く入ってくれたな」の自画自賛の声や「おいおい、どうして曲がっちゃうの?」の声が飛び交うのは、袖ヶ浦も幕張もあまり差が無いようです。約40分で1コース終了、‘待機’の1グループが交代する方法で計4回、3回目のスタート頃には「お~ぃ、腹へった」「豚汁まだできないの?」の声が…。‘欠食児童’からぬ‘欠食おじさん’の登場です。
さすが、袖ヶ浦市、「シオカラトンボのおつながり」を見つけました。久しぶりに見た姿に、自然の豊かと‘本物の秋’を感じさせてくれました。
全プレーの終了は12時40分、閉会式までグラウンドサイドで各チームごとお弁当と、女性スタッフ手作りの豚汁でお昼ご飯を‘いただきま~す’、豚汁の美味しさは格別でした。
閉会式は13時20分に開始、「成績発表」はホールインワン複数回の選手2人、1回の39選手に賞品授与と続き、自治連絡会から86歳の最高齢のお2人に「お達者賞」の嬉しい賞が―。‘とび賞’に続き、「一般」「60歳代」「70歳代」のブービー賞、最後に「小学生」の5位までと「一般・60歳代・70歳代」の男女各5位まで賞品が渡されました。ベスグロ賞は「小路第二」チームの川名美佐雄さんが47(パー72)のとてつもない記録で獲得されました。招待されたM@WSチームは、男性は毛利山さん一人、女性は金野、宮沢、猿渡さん三人が高位入賞で表彰され‘女性上位の幕西’の面目躍如でした。
「講評」で三上・自治連会長は「M@WSを招待したこと、賞品をほぼ 小路第二に独占されたこと」と大会の特徴をユニークに語られました。
大人数の参加者が秋空の下、思い切り楽しめた「第5回中富スポーツまつり グラウンドゴルフ大会」、運営に尽力された役員の皆様、お疲れさまでした。そして、選手の皆様、‘それぞれの健闘’ご苦労様でした。ありがとうございました。
(幕張西スポーツクラブ・渡邉 記)
2011年10月10日|投稿者:スタッフ|