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豪打・美技の応酬で、ソフトボール王者はライオンズ!


‘秋近し’の爽やかな風を感じる8月28日、社体振主催「自治会親善ソフトボール大会」が8チームが参加し、幕張西運動広場(少年野球場)で開かれました。ベテランの味、弾けるような若さ-。それぞれのチームが特色を生かしたプレーでたたかい、今年の優勝は「ライオンズ自治会」が獲得しました。

 参加自治会チームは「コロンブス」2チーム、「5、6丁目」「サンハイツ」「ステラガーデン」「西県営」「ライオンズ」と「混成チーム」。開会式で溝端社体振会長は「参加チーム数も増え、絶好のコンディションに恵まれました。大いに頑張って下さい」と挨拶、相葉体育指導員から1試合は‘5イニング・40分’等ルール説明がありました。昨年優勝のサンハイツ・立石さんが歯切れの良い選手宣誓をし、岡田体育指導員のリードでストレッチをしてから定刻9時にいよいよ試合開始です。グラウンドサイドには少年野球「幕西ファイヤーズ」の選手諸君が注目しています。「今日はグラウンドお借りします」と言ったところでしょうか。「コロンブス」と「ステラガーデン」の選手は、自治会名の入ったビブスを着用し、‘必勝’の気構えに燃えています。その「コロンブスA・B」チームがいきなりA、Bグラウンドに別れ1回戦の第1試合となりました。三振すると「昨晩の酒が残っているかな~」と愚痴る選手がいたり、外野へのライナーを転倒しながらナイスキャッチの美技が出たりの結果は、A・Bチームとも惜敗、「反省会だな」とはどなたかの声です。

 1回戦の第2試合はBグラウンドで昨年の覇者・サンハイツとライオンズの戦いで、互いにかつて知ったる古豪と強豪の戦いです。ライオンズが先行も‘昔取った杵柄’とやらで同点まで追いついたサンハイツも最後は‘お疲れ負け’となりました。Aグラウンドの西県営は、10代から20代の選手が主力の若手チームです。その中で「ファイヤーズ代表」のベテラン・川島さんは、‘子供達に恥かしいプレーは見せられないもんね’と鮮やかなフィールディングを披露しての勝利でした。

 続いて1回戦に‘残念負け’同士の「敗者戦」、こうなれば互いのプレーは和気藹々、ミンミン、ジージーと夏を惜しむ蝉の声がバックミュージックのよう。5、6丁目の女性投手・星野さんの好投に対し、必死にドローまで追いつき「時間切れ」でジャンケン勝負まで持ち込んだコロンブスBチーム、そのジャンケンでも負けてしまいガックリです。前回覇者サンハイツは、何と「敗者戦」でも敗れ、試合を終わりすっかり好々爺の顔になったベテラン選手の皆さんは、グラウンド脇で懇親会の‘プレーボール’。

 準決勝は「混成」vs「西県営」、「ステラガーデン」vs「ライオンズ」の組合せです。「混成」に登板した溝端社体振会長でしたが、留まるところをしらない「西県営」の若手の豪打に‘自主降板’、右に左に走りまわされた外野手からは「お~い若者、少しは遠慮しろ」とのヤケッパチの声が飛ぶ20:1での「西県営」の大勝、「ライオンズ」も「ステラガーデン」に12:1と、準決勝2試合はいずれも一方的な結果となりました。

 ‘さぁ、我こそは王者’を決める決勝戦です。「ライオンズ」が先制し、「西県営」が追いかける展開となりました。エラーは皆無、ヒットは全てクリーンヒットの文字通り‘ど突き合い’の息詰まる好試合は、最終回3点差を‘あと1点’まで迫った「西県営」を突き放し9:8で「ライオンズ」の優勝となりました。逃げ切ったライオンズのナインは、監督も務めた結城・社体振副会長を胴上げして大喜びでした。Bグラウンドの「3位決定戦」は「ステラガーデン」vs「混成」でしたが、これまた8:8のドローという大接戦、ジャンケン勝負は「ステラガーデン」に凱歌です。

 午後1時半からの閉会式では優勝・ライオンズ、準優勝・西県営、3位・ステラガーデン、4位・混成と成績発表があり、それぞれ‘でっかい’賞品が授与されました。オーバーフェンスの豪打を見せた2選手にも「個人賞」で、皆さんニコニコ顔です。

 講評に立った溝端社体振会長は「近来稀に見る素晴らしい接戦を見せてくれた決勝戦でした。敗れた全てのチームも迫力あるプレーを披露してくれました。これぞ‘幕西パワー’と言えるでしょう。次回大会も是非皆さん参加してください。また、10月の大運動会にも大勢で参加してください」と述べました。

 伝統ある自治会チーム、若さ溢れた新興自治会チームがプレーを通じて親善を深め、新しい仲間を作った素敵な「ソフトボール大会」でした。 (渡邉 記) 

2011年08月31日|投稿者:スタッフ|


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