グラウンドゴルフのクラブ通じて交流深まる! « MawsWeb
凌ぎ易い‘大暑’の7月23日(土)、「5.6丁目緑地公園」に遠来のフィリピン・マリキナ市チームを招き、M@WS主催の「グラウンドゴルフ国際親善交流会」を開催しました。初の外国の‘同好の士’とのプレーは、真剣な中にも和気藹々の雰囲気で進められ、終了時には「絶対にまた会いましょう」と別れを惜しむ程、親善と交流が深まった大成功の会となりました。
日本とフィリピンは多様なスポーツの交流があり、グラウンドゴルフは7年前に日本から紹介以来、フィリピンでも高年齢者を中心に大変人気のあるスポーツになっているそうです。今回は16人の参加があり、非会員を含めたM@WSの参加者は練習日の関係で「海浜なかよし会」のクラブ会員が主体となりました。
9時前に来場した‘お客さん’は全員統一したユニフォーム着用、刈ったばかりのグラウンドを見て「ワンダフル!!」、幕西同人も‘Good Morning’とお迎えしました。
開会式では結城M@WS理事長の歓迎と、マリキナチーム引率の戸松さんからの挨拶の後、エンリコさんがメモを読みながらと言え、日本語で「ここにいることに大変幸せを感じています。いつか日本でプレーしたいとの希望が叶いました。今後もこの交流を続けていきたいとお願いします」との挨拶に全員が大拍手を送りました。
一組6人、「みんなで遊ぼう」に参加する小学生も参加した交流ゲームは、ホイッスルで一斉スタートしました。‘親睦・交流がとれるだろうか?’の事務局の心配は無用でした。‘言葉は伝わらなくともクラブを通じて心は十分伝わり’どの組も身振り手振りですぐお友達になったようです。猿渡さんがホールインワンすると、ハイタッチの連続-。6年生の岡村さんに「ファインショット」と賞賛の声が出ました。それを聞いた岡村さん「ねぇ、パイナップルショットって何ですか?」に皆キョトン-。「パインショット」と聞こえたのかな?
8ホール2ラウンド終了し、休憩の頃には互いに交流が始まり、マリキナの面々も「いち、に、さん、しぃ」と日本語で打数を数え始めます。
後半に入り、レナードさんがホールインワンを決めました。「ヒェッホー」と奇声を上げ、その喜びようったらありません。小学生も5年の尾上、6年の岡村・野上(いずれも女子)もホールインワンを出し、本人以上にマリキナメンバーからは祝福の嵐でした。
12時半に全プレー終了しましたが、スコア集計待つ間ニアピンゲームをしたり、マリキナ同人は「松屋」で調達した牛丼を‘オイシイ’とパクついたり様々です。
午後1時からの閉会式では、まだ日本のメンバーにはかなわないことを承知のフィリピンチームに「チーム内の1位から3位」を発表したら大喜び、とりわけ惜しいプレーの度にオーバーに口惜しがるマヌエルさんは、優勝と聞いて飛び上がって大騒ぎでした。3位の女性のコンスエロさんも、同じ組で回ったM@WSメンバーとも握手、また握手でした。
マリキナチーム全員に参加賞が配られ、小学生と日本チームメンバーにも参加賞が配布された後全員で記念写真撮影です。結城理事長が‘盛大だった、サンキュウ’と言えば、エンリコさんが‘ありがとう、とても幸せでした’と話す言葉が逆になった挨拶があり閉会です。4ラウンド一緒にプレーし、朝の‘お客さん’の雰囲気はまったくなくなりました。「また来年会おうね」「シィーユーアゲイン」と名残惜しい声が飛び交いながらのお別れです。第一回の「国際親善交流会」は、大成功の内に終わりました。 (渡邉 記) 2011年07月24日|投稿者:スタッフ|