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‘絆を強めよう’社会福祉協議会総会開催


「千葉市社会福祉協議会幕張西地区部会」(社協)の第17回定期総会が、6月26日幕張西公民館講堂で開催されました。より良い地域の福祉づくりを目指し、会員数2,000名を超す組織らしい多くの代議員のみなさんが参加、年間活動と新年度計画について熱心な論議を重ねた総会となりました。  定刻10時に笹木副部会長の「開会のことば」で始まった定期総会は、松本部会長の‘代議員、来賓のみなさんへの参加に感謝し、豊富な論議に期待する’旨の挨拶を受けました。

 連協・堀内会長が挨拶に立ち、東日本大震災の被災者にお見舞いの言葉を述べるとともに‘共助’の精神で活動を進めていただきたいと要望しました。

 来賓で来場された小池よね子美浜区長は「盛会な総会の開催をお祝いします。大震災は区内にも影響を及ぼしたが、全力で復旧にあたっています。地域コミュニティの大切さは大震災からも明らかです。地域コミュニティ低下が叫ばれる中で、‘安心して生活できる’基本目標を実現するため、美浜区では「第2期美浜区地域コミュニティづくり」を推進していきます。ひとりひとりが福祉活動に自主的に参加することが何より重要で、幕張西部会も更なるご尽力をお願いしたい」と激励の祝辞をされました。

 続いて、秋葉社会福祉協議会美浜区事務所長が、日頃の幕張西部会の活動に感謝しながら、現在の‘取り組み’について報告されました。

 議題は小池卓治さんの議長を務められて論議が行われました。「事業報告」が松本部会長が議案書に沿って報告されました。とりわけ‘エコキャップ運動’は‘塵も積もれば…’の典型で、より活動を強化したいと強調されました。専門委員会報告として「高齢者福祉委員会」「障害者福祉委員会」「児童母子福祉委員会」「ボランティア委員会」「福祉ネットワーク委員会」5専門委員会委員長が、年間の取り組み報告を懇切丁寧に説明されたのが印象的でした。会計の白鳥さんから会計報告、会計監事の千葉さんから監査報告を受けました。質疑の中では車椅子の貸し出し事業の貸し出し期間の延長を望む意見が出て、障害者福祉委員会・海東委員長は「期間の限定は無く、是非申し出てほしい」と前向きの答弁をされました。これらの論議を経て、報告事項は拍手承認されました。

 平成23年度の「事業計画」「収支予算」(案)は、いずれも報告事項と同じ方たちが提案に立ち、議案書に沿い時間をしっかりとって説明され、特に質疑がなく拍手承認となりました。

 「会則改定及び細則の一部改定」は、議案書に‘改定前’と‘改定後’を対比して記し、野口副部会長が改定理由も含め綿密な説明がされ、一部異論も出されましたが挙手裁決の結果、原案どおりの改定となりました。

 議題の最後に「役員改選」が提案され、松本部会長から永年副部会長を勤められた笹木茂さんの顧問就任をはじめ、各専門部の新委員の紹介があり全員で‘頑張っていこう’の意味合いも込めて拍手承認し、四十副部会長の「閉会のことば」で大盛会の総会が終了となりました。

 リポーターも会員のひとりですが、「車椅子の貸し出し」「育児サークル活動」「エコキャップ運動」など、社会福祉協議会の活動の幅広さに驚かされました。あわせて、幕張西地区に住むお仲間ひとりひとりが大上段に構えてでなく、誰もが‘さりげなく、何気なくちょっとだけ福祉活動に取り組む’ことが大切なんだなと考えさせられた総会でした。

(渡邉 記)

2011年06月27日|投稿者:スタッフ|


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