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300人が「幕西運動広場」で少年野球審判講習会


千葉県下、浦安市から佐倉市にわたり58チームで構成される「京葉少年野球連盟」が、約300人を集め「平成22年度審判講習会」を幕西運動広場(少年野球場)で2月6日開きました。監督、コーチだけでなく、‘野球少年’を健全に育てる‘裏方の皆さん’のご苦労がどんなに大変かを思わせてくれた講習会でした。

 少年野球場には寒さの残る早朝にもかかわらず‘少年野球の指導者’約300人が勢ぞろい、補助役を務める「磯辺シャークス」「打瀬ベイバスターズ」「みつわ台スラッガーズ」「磯辺キングスターズ」の少年達も元気な姿を見せてくれました。

 9時の開講式で福田順一 京葉少年野球連盟 理事長の挨拶を受けた後、全員でランニングとストレッチ―。審判「経験者」と「初心者」がA,Bグラウンドに分かれ、早速「講習開始」となりました。

 全員で一斉に大声で‘プレーボール、ストライク、ボール、セーフ、アウト’等コールの練習、ジャッジするフォームもキチンと統一しなければなりません。投手の投球数だけ、中腰になったり立ち上がったりするわけで、スクワットを1試合で200回位行う運動量といえます。

 ‘フェア、ファールの判断’では飛球の近くまで全力で走り、大きくハッキリとコールする練習が続き「野球の審判って、こんなに激務なんだ」と驚くように厳しい講習が30分行われます。

 これで終了かと思ったのは大間違いで、以上が「審判体操」という最初の課目、休憩を挟み「球審・塁審の基本動作の確認」と専門的になります。詳細は分からなくても、4人の審判はアウトカウント、ランナーの有無、ボールの位置により全員が瞬時に有機的に動いて正しいポジションにつかねばならないことが理解でき、またまた‘ご苦労さんだな〜’と思わずにはいられません。

 審判は試合運営する上で絶対的な存在だけに、野球ルールを完全に掌握し間違いない判断を下さねばならないわけで、このようにビシッと締まった雰囲気での講習会になるのでしょう。

 お昼からの昼食時間の後、講習会は「球審・塁審の実践・動き・判定」そして「総括」と午後3時まで続きました。

 福田理事長にお聞きしたところ、35年前に 京葉少年野球連盟が発足以来「審判講習会」は途切れることなく開催しているとのこと、このような‘裏方さん’の切磋琢磨があって初めて正しい試合運営が行われることを痛感させてくれた講習会でした。あわせて、監督・コーチ・審判そしてご父兄に支えられた‘野球少年’達が、大きく丈夫に立派に成長してほしいと願わざるを得ませんでした。

(渡邉 記)

2011年02月06日|投稿者:スタッフ|


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